こんにちは、ふじです。
今回は、「理学療法士をやめたいという悩み」についてです。僕自身も、情報発信やコンサルティングに方向転換しましたし(治療自体はやってます)、大学時代の同級生や元同僚にも理学療法士をやめた人が数名いるので、身近なテーマのように感じています。
この記事では、理学療法士をやめたい人がハマってしまう落とし穴から、その解決方法まで解説していきます。
これを知らないでやめると、問題の横滑りを起こしてしまい、何度も似たような問題で苦しむことになるので、最後までお読みいただけると幸いです。
ざっくりとパワポにまとめました⬇︎
理学療法士をやめたいなら別の道もアリ
まず、僕自身は『理学療法士をやめたいなら辞めればOK 』だと考えています。
それは、理学療法士は稼げない仕事だから辞めた方が良いということではなく、もし嫌なのであれば我慢して続けるほどの価値はないということです。(職種自体は人のためになる良い仕事です)
どんな仕事でもそうですが、やめたいと思っているのに、我慢して無理やり続けることに意味はありません。国家資格だろうが、大学病院勤務だろうが、理学療法士をやめたいと考えているのであれば、僕はやめてもOKだと思います。(え、安定しない?そんな時代は終わってます)
ただ、理学療法士をやめること自体は問題ではありませんが、『自分の本心からやめたいと思っているか?』という部分は明確にしておかないと、別の道に進んでも似たような問題で苦しむことになります。
そのため、あなたには勢いで辞めるのではなく、色々な選択肢やビジョンを考えたうえで、自分のQOLが上がるような選択をして欲しいのです。
理学療法士をやめたい理由はウソかもしれない
僕が病院勤務をやめた時は、手取り20万以下という金銭面が最大の理由でしたが、僕の友人たちに聞くと『プライベートの時間』も大きなウェイトを占めているようです。
ちなみに、某企業のアンケート調査によると、
② 仕事が忙しい、残業が多い
③ 人間関係
④ 自分のスキル不足
⑤ 休みが取りにくい
となっており、給料面や労働時間がネックになっていることが分かります。
上記では、参考までにアンケート結果を紹介しましたが、僕が伝えたいのは『無意味なアンケート結果』や他の記事が書いている『理学療法士がやめる理由5選』などの量産情報ではありません。
この記事で僕が伝えたいのは、『あなたが理学療法士をやめたい本当の理由を明確にしよう』ということです。Googleの検索結果や企業のアンケート結果などの周辺情報に思考を支配されているとしたら..
僕の例を挙げると、
何が言いたいかというと、『人間は周囲の影響を受けて、自分の本心を見失う』ということです。本心を見失った状態で、「別の職場に変える」「理学療法士をやめて別の道に進む」「起業や開業」などをしても、似たような問題がまたやってきてしまいます..
もしかしたら、あなたがやめたいと感じている本当の理由は、
などかもしれません..
アンケート結果やGoogleの検索結果には、それっぽい理由が羅列しているので「自分もこれだ!」と思いやすいですが、もっと深いレベルまでやめたい理由を探ったら180°違ったなんてことは普通に起こるので、本心に向き合ってみてください。
自分の心の声が聞こえない時代【情報爆発の時代】
今の時代は、誰でも自由に色々な情報にアクセスできるようになりましたが、便利な反面『自分の心の声』が聞こえにくい状態になっているのも事実です。
なぜなら、街を歩けば数百種類の広告が五感を刺激して、家に帰ってもスマホやテレビから感情を刺激するような情報が飛び込んでくるからです。
あまりにも情報が多すぎるため、本当に自分がやりたいことや欲しいものが見えなくなっているのです..
現代の僕たちは、
✔︎ 江戸時代の人が1年で触れる情報
✔︎ 飛鳥時代の人が一生で触れる情報
これらとほぼ同じだけの情報量を、たった1日で触れていると言われています。
数百年では脳の構造は変わらないので、今の情報量を脳は処理できません。その結果、目先の快楽を刺激するような情報に踊らされて『自分の心の声』を無視してしまうのです..
正しい道はない、自分の道へ【必要なのは確信】
情報爆発のせいで、『本当は何がしたいのか?』という心の声が聞こえなくなったとお伝えしましたが、もっと根本の問題を考えていくと『学校教育』にたどり着きます。
日常の中で、あなたの欲求を刺激する情報が流れていても、考え方を育てるような教育を受けていれば、それなりの対応をすることができます。(意図的に情報を遮断するなど..)
しかし、僕たちは小学校の頃から『正解を導き出すことが正義』という教育を受けてきました。よく言われているのは、『日本のテストは答えが1つしかない』というやつですね。
算数のテストで、
日本の場合:[ 7 × 9 = ? ]
海外の場合:[ 〇 × 〇 = 36 ]
このように、日本では正しい1つの答えを導き出すのに対して、海外では複数の答えがある前提の問題になっています。(どこの国かは忘れました)
と、思うかもしれませんが、日本式の教育だと『たった1つの答えを見つける』という考え方になるので、「これが正解だよ!」という情報や空気感に流されて『心の声』を無視してしまうのです。(産業時代に国力を高める教育システムです..)
ちなみに、小学生時代の僕は、国語のテストの『筆者の主張したいことを述べろ』という問題に対して、
と、思ってるような捻くれた子供でしたが、中学高校と進学して大学入試の対策をしているうちに、日本の教育にちゃんと洗脳されていましたw
・今すぐやめて起業してもOK
・副業を始めて会社員以上に稼いでもOK
・貯金を使いながら海外を放浪してもOK
・働くのをやめてダラダラしてもOKなわけです
理学療法士をやめたい?心の声に気づく4ステップ
理学療法士をやめたいと考えているなら、まずは自分の心の声を聞こうとお伝えしてきました。
ここからは、情報化社会の中で自分の心の声に気づくためのワークについて4ステップで解説していきます。
ちなみに、心の声が「〇〇〇!」って聞こえてくるのではなく、何かに気づくということが、心の声を聞くということです。新しく何かを知るのではなく、元々自分の中にあったものに気づくという感覚ですね。
では、詳しく解説していきます。
Step1:情報をシャットダウンする【武器は紙とペン】
上記でもお伝えしましたが、現代はあまりにも情報量が多すぎます。僕たちの脳は、自分が意識していない部分で驚くほど膨大な情報量をインプットしているので、情報から離れることが先決です。
情報収集も大事ですが、心の声を聞くためには、「インターネット・書籍・他人の声」などの情報はノイズになってしまいます。
可能であれば、自然がある場所で情報シャットダウンする方がいいですが、無理なら何もないホテルに泊まってみるのもアリです。(ペイチャンネルは爬虫類脳が騒ぐのでNGですよ..)
個人的にオススメなのは、お寺などに泊まらせてもらうことですが、
という方が多いと思いますので、情報をシャットダウンできる環境であればどこでもOKです。
Step2:自分を取り巻く環境を全て書き出す
情報をシャットダウンしたら、次は自分の現状を認識していくステップです。
もし、海外旅行をしようと思ったら、飛行機でハワイに行くみたいな感じで、「目的地」と「行くための手段」を決めますよね?
人生においても、目的地と行くための手段を決めるのですが、実は海外旅行とは違う点が1つあります..
それは、
ということです。
海外旅行であれば、自分の住んでる場所から目的地までを考えればいいですが、人生の場合は目的地が決まっても、現在地が分かっていないというケースは非常に多いです。
つまり、自分の現在地が分かっていないので、『目的地に向かう最適な手段』を選ぶことができないのです。
まずは、自分の現在地を知るために、『自分を取り巻く環境』について全て書き出してください⬇︎
Step3:今の自分の感情を全て書き出す
自分を取り巻く環境を書き出すことで、『外部環境と紐づけられた自分』という存在を認識することができます。外部環境を認識したら、次は自分の内部環境に入っていくステップです。
人間は感情の動物なので、『今の自分が何に対してどんな感情を持っているのか?』を認識することは重要です。そもそも、人間は感情がなければ決断することができないとまで言われています。
つまり、感情というのは、あなたの人生における決断で非常に重要な役割を果たしているわけです。
方法としては、Step2と同じようにマインドマップを使って、感情を全て書き出してください。「〜に対して、〜と感じている」というように出来事と感情をセットで書き出しましょう⬇︎
Step4:やってみたいことを全て書き出す【100個くらい】
ここまでのステップで、現在地の認識をしてきたので、ここからは目的地の設定に入っていきます。
散々お伝えしていますが、僕たちは情報の海で溺れている状態なので、「〇〇〇になりたい!」などの目的は、全て外部から植え付けられた物だと考えてください。(広告やテレビのメディア戦略です)
そのため、目的地の設定では「やってみたいこと」の量を出すことを一番に考えてください。
僕は200個くらい紙に書き出して、エクセルにまとめています。(今でも、思いついたら追加してるので、何個になってるか不明です)
以上の4つのステップを踏むことで、心の声に気づくことができるようになると思います。あまりにも大量の情報に触れすぎていると、自分の感覚が鈍化してしまい『自分の声が聞こえない』という状態になっているので、1回では気づかない人もいるかもしれません。
何度も繰り返すことで、心の声に気づけるようになるので、まずはやってみてください。書き出し用に参考資料を作っておいたので、どうぞ⬇︎
本当にやりたいことは理学療法士でしたか?
心の声に気づくステップについて解説しましたが、どんな結果が得られたでしょうか?
ここを読んでいる時点では、まだやっていない人が多いと思いますので、上記の資料をダウンロードして実践してみてください。(ここからは、やった前提で進みます)
このステップを踏んで、今の時点での現在地と目的地が見えてきたと思うのですか、今のあなたは『理学療法士をやめたい』と感じていますか?それとも、別の感情になっていますか?
冒頭でもお伝えしましたが、理学療法士をやめても続けてもどっちでもOKです。
大事なのは、『自分が本当は何をしたいのか?』ということであり、今の自分が『そこに向かう選択をしているのか?』ということです。
多くの人が、【自分=理学療法士】という考え方を持っていますが、今の僕の考え方は『理学療法士は手段であり目的ではない』というものです。
僕自身も、元々は「理学療法士として〜」というマインドでしたが、上記のステップを踏んだり色々な勉強や経験をしていくうちに考え方が変わり、自分を俯瞰して見れるようになりました..
理学療法士のやりがい搾取は情報発信でお金に変えろ
ここまでで、「自分の心の声を聞いて、やりたいことを見つけようぜ!」とお伝えしましたが..
と思っている人もいるかもしれません..
これからの時代性やモチベーション管理を考えると、「やりたいことを見つけるのは必須」というのが本音ですが、やりがい搾取にあっている人たちの『目の前の苦しみから逃れたい(特に金銭面)』という気持ちも分かります。
僕自身、病院で理学療法士として働いていた時は、どれだけ勉強しても給料は同じですし、『研修に行けという空気感』『研修代は100%自分』『研修に行ったら院内発表』という環境だったので、例に漏れずやりがい搾取されていました。笑
そんなフラストレーションがあったので、周囲の情報に流されてサロンを開業しましたが、今の僕であればもっと効率の良い選択肢を選べたはずです。(知識は偉大ですね)
今回は、そんな効率の良い方法を『やりがい搾取で苦しんでいるあなた』にお伝えしていきます。
僕の例を挙げると、このブログ以外にも別人格でブログを運営していたり、一般向けにコンテンツ販売をしていますが、それらの知識も全て自分が好きなことを学んで身に付けたスキルを元にしています。(健康分野だけではありません)
要するに、自分が好きなことを学んで発信すると、お客さんが喜んでくれるという楽しすぎる稼ぎ方なんです⬇︎
発信する内容は、あなたが持っている知識でも、これから学びたいことでもOKです。まずは、「人はどんな情報に価値を感じるのか?」ということを考えてみてください。
つまり、人は情報格差によって価値を感じるので、やりがい搾取によって積み上げた理学療法士としての経験や知識は、理学療法士に対して発信するのではなく、健康の知識がなくて困っている人に向けて発信してください。
と、思うかもしれませんが、
あなたの知識や経験からの情報発信で、長年悩んでいた肩こりや腰痛から解放される人は必ずいます。逆に言えば、あなたが発信しないことで肩こりや腰痛で悩み続ける人がいるということです。
アメリカ人のベテラン理学療法士も猛プッシュのスキル
上記で、搾取されている人が現状を回避する方法についてお伝えしましたが、もしかすると..
という化石みたいな人がいるかもしれないので、僕がアメリカで治療系のセミナーを受けた際に、アメリカのベテランPT(20年目くらい)に言われたことを簡単に紹介しておきます。
彼は、EBPTの問題点や最近の若手PT事情なども話してくれましたが、『リハビリ+インターネット』に強いパッションを持っていました。
英語が早口すぎて全てを聞き取ることはできませんでしたが、1つ例を挙げると..
と言っていました(たぶん..w)
ある男から情報発信を学ぶことで治療効果も上がる?
アメリカのベテランPTの話をお伝えしましたが、ここで気になってくるのは「どうやって情報発信を学ぶのか?」ということだと思います。
情報爆発の時代なので、GoogleやYouTube、SNSなどで調べれば情報発信について語っている人は大勢見つけることができます。(質の高いものから低いものまで)
情報が溢れているため、事実か分からない実績を見て判断する人が多いのですが、学ぶ人を適当に選ぶと失敗するリスクが高くなります。(発信内容を見てください)
情報の質が高いのは当然として、教え方までしっかりと学んでいる人を選ばなければ、効果的にスキルを伸ばすことはできません..
基本的には、自分に合っている人を選べばOKですが、「合っているかの判断が難しい」という方のために僕が学んでいるメンターの1人(山口さん)を紹介します。
山口さんの発信では、ビジネススキルとしての情報発信だけではなく、人間心理やモチベーション管理についても触れられているので、『人間理解』というものが根本に流れているように感じています。
そのため、ビジネスを学んでいるにも関わらず、理学療法士として普段の臨床に応用できるという謎の体験ができます。笑
もしあなたが、情報発信を学びつつ治療効果も高めるという一石二鳥を狙いたいなら、こちらから情報を受け取ってください(無料ですが、クオリティはくそ高いです)
まとめ
では、最後にこの記事の重要ポイントをまとめて終わりにしたいと思います。以下がこの記事の重要ポイントです。
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました(^^)
もし、ご質問あれば気軽にどうぞ。
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✔︎ 根本スキル『察する力』を鍛える方法
✔︎ 自己認識を変えて現実をワープする方法
✔︎ 集団心理を応用したマーケティング
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