リピート率を高めたい
コミュニティって何?
なぜコミュニティが大事なのか
コミュニティの作り方を知りたい
このような悩みに答えていきます。
ここからは、コミュニティ作りの考え方や、ビジネス的なメリットについて解説していきます。
Contents
コミュニティの作り方を学ぶのは今後のビジネス展開で重要
コミュティの作り方を理解しておくことは、今後のビジネス展開において非常に重要になってきます。
なぜなら、以前からコミュニティ化というのはビジネスにおいて重要な位置付けでしたが、今の時代の消費行動(無駄なものは買わない)を考えると余計に重要な要素となってきます。
*むしろ必須レベルかもしれません。
以前は大量消費・大量生産が主流でしたが、徐々に高品質なものやブランディングされているもの(Appleやdysonなど)に消費の対象が移っていますよね。
おそらくですが、以前の日本であればdysonのクソ高いドライヤーなどは売れていないと思います。
自分の消費行動を振り返ってもらうと、生活用品はなるべく安く質が良いものを買って、無駄なものを買わないように節約していませんか?
これに対して、自分が欲しいと思ったものや好きなものに関しては、高くてもお金を支払いますよね。
つまり、自分の感情と関連性のあるものに対しては、喜んで高いお金を支払うのですが、日用品などの消費せざるを得ない事に対しては出費を絞る傾向にあるという事です。
データを見ると、昔よりもギャンブルをやっている人や喫煙率は減少傾向にあるように、意味のない事にはお金は使わなくなっていますよね。
コミュニティを作る3つのメリット【ビジネス戦略】
以前よりも無駄なものにお金を使わなくなってきたとお伝えしましたが、コミュニティを作っていくと収益の部分などでも大きなメリットが生まれます。
コミュニティを作ると無駄なセールスが不要になる
コミュニティを作ると無駄なセールスが不要になります。
なぜなら、コミュニティメンバーになっている時点で、あなたのことを信頼しているからです。
人の行動原理として、感情で動いて論理で納得するというパターンがあるので、あなたのことを信頼しているコミュニティメンバーには、無理に売り込む必要がなくなります。
むしろ、コミュニティメンバーからは『売ってくれ』と言われるようになるのです。
Appleはまさにコミュニティ化に成功している例です。
Appleが好きな人たちは、「新しいiPhoneやiPad・macが欲しい!」「早く新作を作って売ってくれ」という状態になっていますよね。
いわゆる、Apple信者という方々です。(僕もですが笑)
Appleが「あなたがiPhoneを買わないといけない3つの理由!」と、無理に売り込んでくることってないですよね笑
コミュニティを作るとLTVが上がる
コミュニティを作ると、LTV(顧客生涯価値)が上がります。
なぜなら、あなたに対してのファンができて継続的に買ってくれるからです。
Appleの例をあげると非常に分かりやすいのですが、iPhoneを使っている人の多くはバージョンを変えるだけで、ずっとiPhoneを使っていますよね。逆にアンドロイドを使っている方は、別のメーカーの機種に変えたりすることもあると思います。
なぜこのような現象が起きるかというと、Appleは自身のブランドに対してコミュニティを作っているからです。
機能面だけを見ればアンドロイド系の方が優れていることも多いですが、iPhoneを買っている人は『Appleだから買っている』という人が多いので、アンドロイドがそもそも選択肢に入ってこないのです。
その結果、お客さんがずっとAppleから商品を買うのでLTVが上がっていくわけです。
コミュニティを作るとチームとして爆速で成長する
コミュニティを作ると、チームとして爆速で成長します。
なぜなら、人間は環境からの影響を強く受ける動物だからです。
成長欲求の強い人達が集まったコミュニティに入れば、周囲の環境に適応できる人はコミュニティで成長しますし、そこに適応できない人は脱落していきます。
このような循環が起こるので、コミュニティがチームとなりどんどんと成長していくのです。
部活を例に出すと、甲子園に出場するような学校の野球部に所属した場合、周囲の環境に適応するために自分の基準値が一気に上がります。
すると、元々レベルの低かった選手もその基準値に合ってくるので、驚くほどレベルアップするのです。
この結果、日々の練習のクオリティも上がるので、チーム全体として戦力の底上げとなり成長速度も爆速になります。
このように、コミュニティ化というのはチーム戦になってくるので、個人では突き破れなかった壁も環境の力で突き抜けることができるようになるのです!
コミュニティの作り方は自己表現が重要【MSPで巻き込め】
コミュニティの作り方において、自己表現をすることは非常に重要になってきます。
なぜなら、あなた自身の価値観や理念・ライフスタイルに賛同してくれる人が結びつきの強いコミュニティを形成するからです。
Appleの場合を見ても分かりますが、iPhoneの機能によってApple信者が生まれているわけではなく、ジョブズの理念などが製品に反映されていたからこそ、あれだけ信者が集まっているわけです。
その証拠に、iPhoneを持っている人はmacやApple watchを持っている確率が高いですよね!
Apple信者はAppleというブランド自体にコミュニティ化されているので、iPhoneだけでなく他のApple製品も欲しいと感じるのです。
逆に言えば、iPhoneだけにコミュニティ化してしまうと、iPhoneユーザーでmacやiPad、apple watchを購入する人が少なくなるということです。
これだと、ビジネス的に見ると利益が少なくなってしまいますよね..
つまり、コミュニティ作りというのは機能性を押し出していくのではなく、価値観を打ち出して行くことが重要なのです。(企業の場合は理念やビジョンなど)
もし、あなたがコミュニティを作りたいのであれば、機能的な価値を押し出すのではなく、Appleのように理念や価値観・MSPを押し出して行く必要があると理解してください。
MSPは「Me selling proposition」の略であり、USPより以前に提言されたマーケティング系の用語です。
自分の価値観や思想を押し出していき、関連性があると相手に感じてもらうような場面を想定してください。
MSPは「〜ができる」や「〜の資格がある」などの機能的な部分というよりも、その人固有の考え方や生き方の哲学と捉えると理解しやすいです。
ざっくり言うと、『あなたじゃないといけない理由』です!
あなたが、結びつきの強いコミュニティを形成したいのであれば、自分のMSPを全面に打ち出していき共感してくれる人を巻き込みましょう!
ちなみに、コミュニティに近い考え方として『ネットワークビジネス(マルチ)』がありますが、詳しくはこちらの記事で解説しています。
≫ 理学療法士がネットワークビジネス(マルチ)で失敗?【目を鍛えよう】
自分のMSPを理解する方法【感性を研ぎ澄ます】
自分のMSPを理解するためには、感性を研ぎ澄ますことが重要です。
なぜなら、日本人の多くの方が本音と建前を使い分けているうちに、自分の本音を見失ってしまい、『自分がどう感じて何をしたいのか?』という部分が全く見えてくなっているからです。
そもそも、『コミュニティを作るためには、自分の価値観や考えなどのMSPを打ち出そう』と言われても、自分の価値観や考え方が分からないという人は非常に多いです。
目の前の現象に対して、どう感じて何をしたいのか?というのが不明確でフワフワ生きている人は少なくないですし、考えなければ死ぬ直前まで気づきません。だからこそ、死期を迎えた方が「自分の人生を生きればよかった」を後悔することが多いのです。
自分の価値観や考え方が分からない方は、感性を研ぎ澄まして適切な質問によって意味づけをすることで、自分の感覚を取り戻すことができます。
・なぜこれを選んだのか?と自分に質問する
・自分の感情が動いた理由を探す
・考えついた理由の共通点を探す
・自分はどんな人間か?を100個ブレインダンプ
上記の5つを実施することで、自分の考え方や望んでいることが明確になってくるので、MSPを生み出すことも容易になってきます。
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≫ ブレンインダンプのやり方と稼げる効果的な使い方【お宝〇〇が分かる】
まとめ
コミュニティを作るために重要なことや、コミュニティ化によるビジネス的なメリットについて解説してきました。
最近では、YouTuberやライバー・オンラインサロンなどが盛り上がってきており、よりコミュニティ化の流れが強くなっている印象を受けます。(ちなみに、オンラインサロン=コミュニティではありません。)
今後は、ますますコミュニティ化が進んでいき、小さな国家が各自の周辺で作られていくことになってくると思います。落合陽一さんが著書で述べていた、村社会的な集団形成がされるのかもしれませんね...