これから社会に出るのが怖い
働きたくないけど仕事に行かなきゃ
職場に行く足取りが重い...
働き方改革とかマジで関係ない。
このような悩みに答えます。
ここからは、働くのが辛い方に向けて『働き方の種類』を考えるのではなく、働き方の属性であるクワドラントで、どこに行きたいか?を考えるべきという内容についてお伝えしてきます。
Contents
働くのが辛いのはゴールが見えていないから
働くのが辛いのは、働いた先にゴールが見えていないからです。
なぜなら、自分がどれだけ頑張っても、会社という組織の一部である限り、その成果が見えにくかったり、働き続けた先に見えるものが明確ではないため、「何のために働いているのだろうか?」という虚無感に襲われるからです。
例えば、最近では経団連の会長やトヨタの社長も、終身雇用は崩壊すると明言していますし、年金問題など考えるべき課題は山積みです。
このように、社会全体として暗い方向に進んでいるため、自分が働き続けた先に明るい未来がイメージできないと、今現在に意味を見出せなくなってしまう傾向にあります。
その結果、余計に働くのが辛いという状況に...
ちなみに、働くのが辛くて仕事を変える場合の選択肢として、最近では働き方自体も選択肢の1つになってきています。
派遣労働者
契約社員(有期労働契約)
パートタイム労働者
短時間正社員
業務委託(請負)契約を結んで働く人
家内労働者
在宅ワーカー
国としては、このように働き方の種類を分けているようですね。
働くのが辛いなら働き方の種類よりもクワドラントを考えよう
働くのが辛いなら働き方の種類よりも、働き方のクワドラントを考えましょう。
なぜなら、働き方の種類をいくら調べたり試したりしたところで、そもそもクワドラントを考えなければ、状況が大きく変わることはあり得ないからです。(あなたの希む方向次第ですが...)
例えば、満員電車に乗って出勤し、夜は20時過ぎに帰宅するような生活に嫌気がさして『自由になりたい!』と思ったとします。
そこで、技術を身につけてフリーランスに転身したとしても、クワドラントの概念がないと結局は『フリーランスとして忙しい状態』になってしまいます。
なぜなら、働き方の種類は変わっても、収入形態は『自分が動いて稼ぐ』という状態から変わっていないからです。
もし、あなたが『仕事ばかりの人生は嫌だ!』と思うのであれば、クワドラントを考えながら仕事を選ぶ必要があります。
そもそも、日本は働きマンが多いですよね...
働き方のクワドラントは4つあります【種類よりも属性が重要】
働き方のクワドラントは4つあるのですが、上記の図を見たことがありますか?
かなり有名な図なので、ご存知の方も多いと思いますが、ロバートキヨサキさんの著書である『金持ち父さん・貧乏父さん』で紹介されていた考え方です。
*この本は、ネットワーカー達が使いまくっているので、ネットワークビジネスの本みたいなイメージになっていますが関係ないですよw
ちなみに、マルチについてはこちらで考察しています。
≫ 理学療法士がネットワークビジネス(マルチ)で失敗?【目を鍛えよう】
では、それぞれのクワドラントを簡単に解説します。
EクワドラントはEmployerの略であり、会社に雇われてるサラリーマンなどを指します。
Sクワドラントは、Self employerの略であり自営業者のことを指します。
Bクワドラントは、Business ownerの略であり、ビジネスを持っている人の中でも、自分が動かなくてもビジネスが回る仕組みを構築している状態を指します。
IクワドラントはInvestorの略であり、投資家のことを指します。
この場合の投資家は、デイトレーダーのように毎日働いているような人ではなく、お金を働かせており、自分は何もしなくてもお金の心配が全くない状態の人達です。
ワンピースで言うと、天竜人的な感じですねw
それぞれのクワドラントごとに、簡単にまとめてきました。このように、働き方には種類以外にも『どのクワドラントなのか?』という考え方が存在しています。
クワドラントの左と右では住んでいる世界が全く異なる
クワドラントの左右では住んでいる世界が全く異なります。
それぞれのクワドラントを見ると、「働き方が違うのか〜」のように感じるだけかもしれませんが、しっかりと4つのクワドラントについて学んでいくと、クワドラントの右(B・I)と左(E・S)では『別の世界の住人』であることに気づきます。
例えば、使っている言葉や価値観はもちろん異なりますし、右側の人間は圧倒的に収入や時間の自由度が高いです。
もっと言えば、右側のクワドラントの人は税金や借金に関しても左側のクワドラントの人とは異なる概念で生きています。
例えば、右側(BとI)の住人は「借金大好き」や「消費税が上がると嬉しい」というような価値観なのです。
要するに、左側のクワドラントと右側のクワドラントではルールがまったく異なるということですね。
現在は左側から右側のクワドラントに行きやすい時代です
現在は、左側から右側のクワドラントに行きやすい時代になってきました。
なぜなら、インターネットというインフラが発達したおかげで、いつでもどこでも、誰でもお金を稼げるチャンスが平等にあるからです。
最近では、YouTuberやtiktokerなどが大きなお金を稼いでいるように、昔では考えられないような時代になってきています。
もし、あなたが右側のクワドラントに行きたいのであれば、自分が動かなくてもビジネスが回る仕組みを構築する必要があります。
現代であれば、ネット上の様々なツールを使うことで、この仕組みを作ることは可能ですが、まずは自分の力で稼ぐ能力を身につける必要があります。なぜなら、自分で稼ぐ力がない状態にも関わらず、右側のクワドラントに行くことはできないからです。
どんな手法でもいいので、まずは稼ぐことに徹底的にフォーカスしましょう!(やばいのはダメですよw)
働くのが辛いなら現状から逃げるのも手です
働くのが辛いのであれば、逃げてしまうのも選択肢の1つです。
なぜなら、辛い環境の中で働き続けることで『自分が壊れてしまう』のであれば、さっさと逃げて自分を守った方が未来が明るいからです。
今の日本の価値観では、途中でドロップアウトをすることに対して厳しい声が多いですが、『あなたに厳しく言ってくる人は、あなたの人生の責任を取らない』ということを覚えておくべきです。
あなたの選択に、他人が何を言ってきても所詮は他人です。長い目で見れば、このような人達の意見は、あなたの人生に何らインパクトを与えないということですね。
自分の人生に責任を取れるのは自分だけです!
逃げるのであれば目的だけは決めるべき
もし、あなたが働くのが辛くて逃げることを決断したのであれば、目的だけは決めておくべきです。
なぜなら、単純に逃げただけでは人生は何も変わらないからです。
イメージとしては、逃げるというよりも『ひとまず離脱っっっ!』という感じです。
しかし、ここで目的を決めずに離脱してしまうと、復帰するのにかなりの心理的なコストがかかってしまいます。
そのため、離脱する前でも後でもいいので、自分が進みたい方向をしっかりと考えて目的を決めておくことをオススメします。
先程お伝えしたクワドラントで、『どこに行きたいのか?』というのも合わせて考えておくと、それに向けてどんな戦略をとればいいのか?という部分まで見えてくると思います。
ここを考えておけば、次に就職する業種も『どんなスキルが必要か?』という視点で選べるので効率的ですよね!
ただ、もしかしたら、
という声があるかもしれません。
何となく再就職が難しい印象はありますが、それはイメージであり現実とは異なっています。
厚生労働省のデータを見れば分かりますが、このように就職先は圧倒的に余っています。(水色が求職者で、濃い青が求人数です。)
このような状態ですので、嫌な職場は辞めてしまっても、あなたが思っている以上にあなたの人生に影響を与えないのです。
逃げても自分に何ができるか分からない
という人は、自分の今までの人生を振り返ってみて、自分が何を好きでどんな価値観を持って生きてきたのか?というのを書き出してみてください。
そして、今後の人生を『本当はどうしたいのか?』ということを、きちんと考えてみてください。
このワークは、自分を見つめるために非常に有効ですが、最大のデメリットは『めんどくさい!』と言うことです笑
そこで、めんどくさくて自分で振り返りができない人のために、オススメの適職診断のツールをお伝えします。
これは、厚生労働相にも採用されているツールから生まれたシステムで、400万人のデータをAIと脳科学で分析し、目に見えないパーソナリティや潜在的な能力を視覚化してくれます。
たった5分間、48個の質問に答えるだけで、あなたを16個のパーソナリティタイプに診断してくれます。もし、占いなどに行って人生相談をしているのなら、こちらで科学的に分析した方がいいです笑
ちなみに、僕は『コンダクター』でした。
なんか、カッコいい響きですよね〜笑
あなたはどのタイプでしょうか?(ちなみに無料です)
まとめ
働くのが辛い方へ、『逃げるのも1つの選択肢』『クワドラントも意識してみて』という内容をお伝えしてきました。
クワドラントに関しては、ここではあまり深く解説していませんが、『自分がどこに行きたいのか?』というのを明確にするためには、非常に便利な考え方だと思います。
左側に比べて、右側の方が時間とお金の自由があるとお伝えしましたが、どこのクワドラントが一番良くて、どこがダメ!というのはありません。
重要なことは、『あなたはどこのクワドラントに行きたいのか?』ということです!
今まさに、「働くのが辛すぎてやばい」という状態であれば、自分の精神状態を守るためにも、仕事をやめるのも選択肢の1つであると覚えておいてください。